小説を書き終える

毎日少しずつやっていると、あるとき「こんなものが自分に作れたのか」と驚くことになるのである。(森博嗣)


上手く、流れるように
書き進められないときがあります。 

そういうときは、
頭で書こうとしているのかも。


この文章は、
この言葉(表現)でいいのか。

主人公は、
このような行動をするだろうか。

この人物は、このような
話しかたをするのだろうか。


プロットを作る段階では、
設定や登場人物について
色々と考えるけど、

いったん書き始めたら、
その場の流れに乗って
進んでいく
のがいいのかも。


心の向かうままに、
とりあえず最後まで、書く。


書き終わったら、
頭を使って編集していく。


別の言い方をすれば、
右脳で書いて、左脳で編集する、
ということかもしれない。




「今日は、書く気分じゃないな...」 

そんな日も、あります。


スポーツジムの会員
だったときのことを思い出します。


なんとなく行きたくない
ような気分の日でも、実際に行って
体を動かしたり、ヨガのクラスとかに
参加してみると、「行ってよかった」と思う。


書くことも、
それに似ているのかもしれません。





作家さんの
インタビューを聞いていると、

Get out of your own way.

Let the story flow.

というアドバイスをよく聞きます。 


自分が歩こうとしている道を
自分がジャマしてはいけない。


日本語にすると、
「登場人物たちが、勝手に動きだす」
という言葉が思いつきます。

作者が予想していなかったほうに、
登場人物たちが進んでいく。


物語が自然に流れる方向がある。
そのジャマを自分がしてはいけない。


プロットで考えていたこととは、
違う方向に行くかもしれない。

もとのプロットにあったこと
(設定やシーンなど)を削ったり、
なかったことを付け足したり。


そんなときは、
書き進めるうちに
浮かび上がってくる流れに
乗っていくことが、大切かもしれない。



今日、自分が予想していなかったことが、
ふと思い浮かんで、紙の上に書きました。


登場人物の一人が、

「過去にも似たようなことが
あったんだよ。それも書いて」

と言っているような感じでした。


自分で書きながら、
「あ、こんなことが過去にあったんだ」


自分でも知らなかったことが、
書き進めていくうちに明かされていく。



ふと思いました。

人生も似たようなものかもしれない。


計画通りに
いかないこともある。

思い通りに
ならないこともある。

予想していなかったような
幸運や不運に遭遇することもある。



臨機応変に、
1つ1つの偶然や必然を
進んでいけたらいいな。


そんなふうに思う今日この頃です。




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